PLC(シーケンサ)のマイコン基板化のメリットとデメリット2

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事務局長のつぶやき

PLC(シーケンサ)のマイコン基板化のメリットとデメリット2

2018年07月13日(金)

この度は西日本豪雨で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
2018年は例年より早い梅雨明けとなり、本格的な夏の到来となりました。屋外では人間の体温より高い温度を記録しております。こまめに水分・塩分の摂取を心がけますようお願いします。

PLCの考察

大手メーカー製の標準PLCは、仕様・用途により機種・能力・価格も様々で、様々な産業用設備で使われています。動作の設定には汎用性が有り修正・変更が容易なラダープログラムが使われるため、誰が設計したラダープログラムであっても容易に他の設計者が引き継げるメリットが有ります。
しかし、PLCに相当したシステムをマイコン基板で実現しようとした場合、アナログ・デジタルの両方の電子回路の設計技術と電子部品に関する知識の習得が必要となる他、マイコンを動かすための専用プログラムによる設計技術も求められるため、結果的に弊社のような開発会社に依頼する事となります。

マイコン基板の考察

しかし、マイコン基板で開発を行った方がリバースエンジニアリング(早い話、コピー商品を作るための分解調査)に時間と手間が掛かってしまうため、類似商品が市場に出回るのを抑制したり遅らせる事ができます。特にデッドコピー品はオリジナルよりも良い製品にならない方が多いとも言われてます。従いまして、マイコン基板を一からオリジナルで開発した方が長い目で見た場合、市場での優位や専門性を長く維持することが可能となります。

マイコン基板のプログラムについて

最近のPLCもマイコンが内部で使用されており動作の方をラダープログラムで開発して制御を行なっています。PLCをマイコン化する場合、単機能かつ繰り返しの制御が必要な用途に使用する方がメリットを出しやすいです。近年は、安価なマイクロチップ社製のPICマイコンを利用したマイコン基板も多く商品化されており、使い方次第ではPLCを利用するより安価なシステムの構築が可能です。
改めてPLCをマイコン基板化する際はぜひご相談下さい。お問い合わせフォーム

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