円安による海外メーカー製電子部品の値上げについて

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事務局長のつぶやき

円安による海外メーカー製電子部品の値上げについて

2022年10月31日(月)

コロナ渦ならびにロシアとウクライナ間の戦争により、あらゆるモノの流通の量・方向が変わってしまい、世界経済も一変に近い状態です。
これに最も影響を受けたのは円です。海外の機関投資家が投資の運用ベースを円からドルへ変更した事(円売りドル買い)が主な要因と言われています。そのため、2022年の春以降は急激な円安が進み、海外からの輸入品の価格が一気に上昇する結果となりました。
電子部品も例外でなく、10月以後は海外メーカー製の電子部品の輸入窓口となります正規サプライヤー全社が短期に為替変動を価格に反映する事となりました。内容は下記の通りです。

■$リンク運用の適用

1年を四半期に分けて直前期の平均為替レート(都市銀行が公表のレートを基準)を価格に反映します。
適用の平均為替レートは四半期に1回(1月、4月、7月、8月)に公示され、そのレートが3か月間維持されて適用の基準になります。
参考:10月~12月納入レート:$1=¥136.32(6月~8月間の三菱UFJのTTS平均為替レートを適用)

■納入日ベースによる価格の適用

従来の慣例では受注時の単価が納入時に適用でしたが、$リンク運用の適用後は納入時に平均為替レートで換算された単価が適用になります。(レートの変動前に輸入されたD/Cの古い電子部品に関しては例外の場合がございます)

以上となります。円安の進行に関しましては弊社も先が見えません。
海外メーカー製電子部品は今も長期化傾向ですので、納期ショートの防止のためにも先行手配を行う事を推奨します。
本件についてのお問い合わせは担当営業マンもしくは、お問い合わせフォームまでお願いします。


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