会社概要お問い合わせサイトマップ
東海電子電気設計.COM

電子回路基板の設計段階からのコストダウン・品質向上を実現する技術情報サイト


HOME > 技術セミナー事務局長のつぶやき一覧

事務局長のつぶやき

プリント基板について

投稿日:2017年11月24日(金)

プリント基板は、電子回路図からプリント基板作製用にパターン配線されたガーバデータというデータから、主にはガラス材料などの基材と言われる板に配線され、レジストを塗布した製品です。
プリント基板は、回路に応じて板を積み上げてき、積層された多層基板があります。プリント基板には、片面(1層)~数十層まで生産が可能で、非常に高密度でのパターン配線が可能になっており、スマートフォンなどの小型化に貢献しております。プリント基板には、硬質板、アルミ基板、フレキシブル基板などがあり、各用途に合わせて材料、仕様を決めていきます。
また、それらを組み合わせて複合させた基板もあります。そのプリント基板に半導体、電子部品、コネクタなどを表面実装機(チップマウンタ)で実装をし、電気検査などの工程を経て、製品化されていきます。PCL基板化についもて同じです。それが家電製品、車載電装品など様々な電子機器の中に入って制御されております。
普段プリント基板の状態で見る事は少ないですが、昨今の生活にはなくてはならないモノがプリント基板です。将来的には紙に印刷したプリント基板も開発されたり、人体に影響がない材料を使って、人間の臓器の役割を果たしてくれる日も来ると思われます。技術革新により人間が豊かに暮らせるようになる事を期待しております。