事務局長のつぶやき
「株式会社タムラ製作所」製品の取り扱いを始めました。
投稿日:2018年11月27日(火)
ここ最近寒さも増してきておりますので、体調管理にはお気を付けて頂ければと思います。
最近のニュースですが、弊社でタムラ製作所の取り扱いを始めました。コイル、トランス、電流センサ、ACアダプタなど電源に使用する部品のメーカーとなります。基板に搭載する部品の中では比較的高額になりますが、国内メーカーとして技術的サポートがしっかりと対応出来ると思っております。
もしご用命がございましたら、お問い合わせ頂ければ幸いです。
12月技術セミナー講師の変更のご連絡
投稿日:2018年11月21日(水)
急なご案内で大変恐縮です。
12月の技術セミナーは「電源ICの基礎知識」を開講予定でしたが、諸般の事情から講師を務めて頂きます半導体メーカーが、(株)村田製作所からイサハヤ電子(株)に変更となります。イサハヤ電子(株)のプロフィールについて存じ上げない方もいらっしゃるかと思いますので、ホームページのURLをお知らせします。(リンクしています)
イサハヤ電子株式会社
https://www.idc-com.co.jp/jp/
同社は三菱電機の半導体部門の協力会社として海外拠点で長年、トランジスタの受託生産を担っている他、電源周辺のパワー系半導体を豊富にラインナップしています。また、他の半導体メーカーと異なり、汎用半導体よりも用途が専用デバイスを得意としている上、ハイブリッドICなどカスタムな要請にも柔軟に対応する体制を持つ他、あらゆる要請に応えるカスタム電源メーカーの顔も持っている事から、今回のテーマで講師を務めて頂きますメーカーとしまして実績とスキルからイサハヤ電子(株)は大変相応しいと言えます。
弊社の技術セミナーは無料開催です。今年はあと2回を残すばかりですが席にはまだ空きがございます。下記のURLから受講のお申込みを受付中です。
技術セミナー申込み受付けフォーム
http://toukai-denkidenshi-sekkei.com/seminer/entry.html
技術セミナー「フラッシュメモリ基礎知識」を終えて
投稿日:2018年10月24日(水)
先週金曜日(10/19)に東芝メモリ㈱様講師で技術セミナーを開催致しました。多くの方にご参加頂きまして誠に有難うございました。セミナー内容が基礎的な事が少なく、満足出来なかったお客様もおり誠に申し訳ございませんでした。今回は東芝半導体事業から東芝メモリ㈱が分かれて初年度という事で製品紹介が多くなってしまいましたが、国内メーカーでもメモリを頑張っているという姿を見せたかったことの表れからまずは会社を知ってもらう事が優先になってしまいました。東芝メモリ㈱の製品はNANDフラッシュメモリですが、今後は3DNAND(Bics)製品の設備投資を行い、小型で大容量のフラッシュメモリを実現し、様々な機器の記憶媒体として活用されてくると思います。
ただフラッシュメモリの特性として寿命があり、データが消えますのでそのことを理解してご使用になってい頂きたいと思います。
また、弊社フラッシュサポートグループではフラッシュメモリにデータを書き込みする装置を開発/製造/販売しておりますので、お困りのことがあれば何なりとお問い合わせ頂ければと思っております。
中国向け環境対策、健康ビジネスについて
投稿日:2018年10月24日(水)
10月に入りまして少しずつ寒くなっておりますので、健康管理には十分に注意をして頂ければ幸いです。
先日中国メーカーの方とお客様に同行した際に話がありましたが、中国では急速に環境対策が取られているようです。以前の中国では川などにごみを捨てたり、環境に配慮することがありませんでしたが、環境省が強制的に管理することになりました。企業では環境省が取り決めした事項を守らないと事業を継続することが出来なくなり、中国企業でも設備投資をしたりと対応に追われているようです。少し前にPM2.5が問題になりましたが、ここ最近ではニュースもなくなってきておりますし、最近では空も青空が見えるようになってきた様子です。世界の工場と言われている中国が対策を取らないと地球が環境汚染されてしまいますのでようやくといった感じではありますが、継続して取り組みをしてもらいたいと思っております。その中で環境ビジネスに投資する企業が増えておりますので、そこにビジネスチャンスがあると感じております。
また、今後従業員の福利厚生についても見直しがかけられているようです。保険関係についても日本では当たり前の事が中国ではされていなかったようです。
自身の健康についても投資が進んできております。富裕層が増える中でがん診断など今まであまり気にしなかったことについても需要が増えております。
中国の富裕層だけでも日本の人口以上いますので、医療装置やそれに使用されるセンサや制御基板なども需要が増えることが見えております。
そのような変化をビジネスに変えることが重要だと思っております。
Windows10のアップデート管理について
投稿日:2018年10月02日(火)
個人向けとは異なり、業務用途ではまだまだWinowos7が多く使われています。しかし、本年11月以後はWindows7がインストールされたパソコンの出荷がほぼ終了するため、どうしても11月以降もWindows7の購入が必要な場合は、組込用として販売が継続されているEmbedded版を入手せざるをえません。Embedded版は、組込用途以外に流用する際のハードルが高いため、もはやWindows10への移行は必須と言える状況です。
■Windows7/8.1からWindows10へ
Windows10は新種や未知のウイルスに対する耐性が強い上、市販ソフトと遜色の無いアンチウィルスソフトを標準装備するなど、Windows7とは比較にならないくらいセキュリティ面の充実化が図られています。しかし、セキュリティ対策が充実化される一方、これまで使用者側の管理権限下で任意にコントロール可能だったアップデートが、Windows10からはOS側の管理となり、アップデート実行に関わる決定権は使用者側には無くなりました。結果として、インターネットに接続されている限りアップデートが自動で実行される仕様になったのです。
■年2回実施のメジャーアップグレード
ここで最も問題になるのは、Windows3.0→8.1と、進化を兼ねて行われていたメジャーアップグレードに匹敵する「機能更新」です。Windows10以後はアップデートの中でこの機能更新が行われるのです。機能更新は年2回実施され、インターネットを通じて3GB近いファイルのダウンロードとインストールが実行されます。ほぼOSの入替えに匹敵しますので、機能更新のインストールが実行されている最中はパソコンは利用できません。CPUのスペックが最も高いパソコンでも40分を要し、低スペックなCPUのパソコンの場合だと半日を費やしてしまいます。これに対しては有効な対策の用意が無く、OSの設定でアップデートを実行させたくない時間帯の指定は可能であるものの、実行を開始する時間の指定が出来ません。そのため、業務時間内に機能更新が掛かってしまい業務が中断してしまうなど現場の生産性を落とすトラブルの原因になっています。
■アップデートの問題点
問題点はこれに留まりません。Windows7や8.1からWindows10にグレードアップして使用してる古いパソコンの場合、パソコンが機能更新に追従できずにアップデート前への復元と機能更新の実行がループしたり、これまで稼動していた周辺機器が機能更新の後に非適合となってしまうなどの問題も発生しています。このように機能更新も含めて一切のアップデートが任意にコントロール出来ない事がWindows10の抱える問題点と言えます。特に無人の設備や人の手が掛からない場所に設置したパソコンにトラブルが発生した場合、停止してしまいます。
■問題点に対する対処策
アップデートに関わるトラブルが発生すると、解決手段を持たないパソコン使用者は情報システム担当者(無ければ総務部門)から救援要請が寄せられる事となるのですが、Windows10機を多数抱えた場合、アップデート後に発生したトラブルの対処に追われてしまいます。結果的に対策の部署や専任担当が必要となってしまうのです。このようなアップデートの管理に関わる問題に対処方法として2つの手段が講じられています。
【1】Windows10アップデートの能動的管理
Windows10の全ての更新ファイルを収納する専用サーバーをネットワーク内に設置し、この専用サーバーを介してネットワーク配下のパソコンにアップデートを実行させるという方式が有ります。パソコン側にはデフォルトのアップデートを停止させて専用サーバーからのみアップデートを実行するソフトウェアをインストールします。アップデートはアップデートの管理者の権限でコントロールを行い、パソコンのメーカー・機種別により更新ファイルのキッティングや、グループ別にアップデート実行日を変更するなど、能動的な管理が可能となります。既に1000台以上のWindows10パソコンを抱える企業で導入が進んでおり、アップデート管理の効率アップに役立っています。
【2】Windows10の機能更新の完全停止
こちらは【1】とは逆に、機能更新が適用されないLTSB版OSのWindows10を採用する手段です。LTSB版は組込用であるため、既に医療機器や工作機械の他、デジタルサイネージ等の無人設備等、一般版OSとは異なる用途に採用されています。Embedded版は、インターネットに接続していてもセキュリティとバグフィックスのアップデートは実施されますが、機能更新は実施されません。機能更新が停止されるメリットは多いのですが、OS単体でのパッケージ販売が行われていない上、10本以上でライセンス契約をする必要が有ります。LTSB版は、仮にライセンスで購入したとしても単価が一般版と比較して割高な上、OS入れ替えの手間も掛かる事から、導入のハードルが高い事が難点です。 なお、マイクロソフト社とOSの取扱い契約を交わしているメーカーからであれば、1台単位でLTSB版がインストールされたパソコン(産業用PCや業務用タブレット等)が購入可能です。
弊社ではアップデートの管理および、LTSB版OSがインストール済みのパソコン導入のご相談を受け賜っております。お気軽にご相談下さい。