「東海エリア 電気電子 技術セミナー」
東海モノづくり企業を支える無料技術セミナー
2024年 12月12日(木)WEB技術セミナー(Zoom) セミナー開催時間 10:15~12:00 (受付時間: 09:45) 電流センサ・電源モジュールについて
株式会社タムラ製作所 定員500名
|
|
HOME > 事務局長のつぶやき 事務局長のつぶやき通信機器受託開発について投稿日:2018年08月27日(月)
弊社では、通信、広告業界様から依頼を受けまして、人的工数削減をコンセプトに自動アナウンス装置の開発を行いました。こちらは、電車内の運転席側に搭載される自動アナウンスシステムです。元々データを変更する際は、USBなどでデータを切り替えなどを行っておりましたが、こちらの製品を開発することにより、人が切り替えを行う作業時間の削減ができ、Wi-Fi経由でリアルタイムに音声データを更新出来るため、緊急時のアナウンスや細かい音声広告にも活用可能です。回路はD級アンプ・外部信号処理・照度センサ処理USBシリアル通信・時計・電源瞬停処理・タッチパネルに対応するために回路設計対応を行いました。長期開発製品となり、開発中に部品が廃止品となることもあり、再設計を行う必要が出てきたりと問題も発生しましたが、無事、お客様の希望性能も満たし、良い製品ができました。 供給難の積層セラミックコンデンサ その2投稿日:2018年07月27日(金)
電子機器業界では昨年から電子部品の供給難で各企業の生産に支障が発生しておりますが、積層セラミックコンデンサが原因による生産に支障がここまで出る事を予想した人は少なくないのではないかと思われます。 積層セラミックコンデンサのメーカーのM社が1608以上(実際は1005も影響を受けています)のサイズの供給中止を決め、生産調整に入った事が主な一因でありますが、スマートフォンを中心とするモバイル機器と電気自動車(+ハイブリット自動車)において新製品が出る毎に採用される種類・数量が大幅に増えてきている事も原因しています。 M社のシェアは40%もある事から生産調整を行った事による影響があまりにも大きく、他社の生産能力も追いついていない状況です。今回の一件を乗り越えるためには、チップサイズを0603以下への見直しと共にプリント基板の改変が不可欠です。本来、産業機器に関連する基板についてはチップサイズの小型化など全く無意味で有る事は明白なのですが、もはや現実を直視せざるを得ません。 実際に今まで数円で購入出来た積層セラミックコンデンサでしたが、市場流通品はプレミアムが付いてしまい、一部の定格ではメーカー出荷価格の30~50倍のプライスが付くなど異常な高騰状態です。いつまでも市場在庫探しは続きません。チップサイズの変更を念頭に置き、技術・生産技術、製造技術を一気に変革する事が急務です。 改革には資金力が重要となります。電子機器業界はサバイバルレースに突入し、生き残りが試されています。 半導体市場動向について投稿日:2018年07月26日(木)
毎回、半導体部材逼迫について話をさせて頂いております。 ここ最近、若干設備関係の市場状況は落ち着いてきたかと思っております。いろいろと話を聞いておりますと、9月くらいまでは一旦落ち着き、10月以降で動きが活発になっていくような話を耳に致します。半導体の需要については、設備と違い、右肩上がりとなっており、状況的には、さらに悪化していくものと感じます。 特にセラミックコンデンサに至っては、大手メーカーが今年いっぱいでの取りまとめ製品もあり、市場としては、大変混乱をきたすのではないかと心配しております。皆さまにおかれましても、取りまとめが年末だからまだ大丈夫と思わないほうがいいです。年末に、各社一斉に取りまとめを行うため、メーカーに思いもよらない数字で注文が入りますので、供給ストップにもなりかねません。8・9月には取りまとめ数量を確定して、早めの手配をお勧め致します。 東亜エレクトロニクス(株)においても、セラミックコンデンサ以外の半導体在庫を多数保有しておりますので、納期でお困りの方は、庫検索画面にて在庫を確認して頂ければと思います。 SORACOM Conference “Discovery” 2018に参加しました。投稿日:2018年07月17日(火)
ここ最近も暑い日が続いており、東京などの出張時はかなりきついです。熱中症で搬送された方のニュースも多く出ておりますので皆様も十分に熱中症対策をして頂ければ幸いです。 7月4日(水)に開催されたSORACOM Conference “Discovery” 2018に出席をさせて頂きました。SORACOM製通信モジュールを活用し、様々なIoTに関連するサービスが展開されておりました。非常に多くの方(3,000名)がご来場されており、関心の高さにびっくりしました。弊社としてもそのようなサービスを活用し、IoT関連機器開発、設計、製造、販売、サービスと手掛けていきたいと思っておりますのでSORACOM製通信モジュールも視野に入れていきたいと思っております。 また、中国地方、岐阜県など豪雨災害があり、被害にあわれた方は大変な状況が続いているかと思います。心よりお見舞い申し上げます。このような災害は、対策することが出来ませんが、一刻も早く非難をすることが重要になります。土砂災害をセンサで感知して通報するシステムなどあらゆるものを遠隔監視し、災害被害を最低限に食い止めたり、人口減少による生産の効率化に役立てたりして世の中の役に立つような活動を心掛けていきたいと思っております。 遠隔監視システムを検討されておりましたら、弊社にお問い合わせ頂ければ幸いです。 PLC(シーケンサ)のマイコン基板化のメリットとデメリット2投稿日:2018年07月13日(金)
この度は西日本豪雨で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。 2018年は例年より早い梅雨明けとなり、本格的な夏の到来となりました。屋外では人間の体温より高い温度を記録しております。こまめに水分・塩分の摂取を心がけますようお願いします。 大手メーカー製の標準PLCは、仕様・用途により機種、能力、価格も様々で設備関連では構築設備により1台から使われており生産設備ではライン制御等で複数使用されていることもあり個々は高価だが汎用性と修正、変更が容易でラダー回路なので誰が設計しても後で別の設計者が引き継いで行えるメリットがあるのでは、と思います。 |
|