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事務局長のつぶやき

PLC(シーケンサ)のマイコン基板化について5

2022年04月28日(木)

「事務局長のつぶやき」をご覧頂きました方からのご質問の中で最も多いのが PLCのマイコン基板化に関係する事です。
PLCの魅力とはその汎用性と拡張性、更にあらゆる通信方式への対応化と言えるのですが、全機能を使い切る事は少ないのが実情です。
これまでの記事は、その一部の機能だけを同等に再現(または機能を拡張)したマイコン基板を開発してメリットを出す提案でございます。
今回は、PLCのマイコン基板化について頂きましたご質問の中で実現が現実的でない2例ご紹介します。
<単価と総台数を予め決めた上で必要時に必要数のみを購入したい>
開発費用ならびにマイコン基板の製造費用の全額を弊社が負担して、都度にマイコン基板を受注販売するという対応(売り切った時点で負担した費用の全回収)は行っておりません。基本的なお話ですが、マイコン基板化はお客様ご自身がメーカー(商品企画者)として初期費用と在庫は負担して頂く事が大前提です。
あくまで弊社は、お客様から開発~製造の委託を行うODMが立ち位置となります。
<一部でなく全機能を装備して欲しい>
決して不可能ではございませんが、PLCを1台まるまる開発するのと変わらない開発費用が発生します。(機能によっては数千万~億レベル)
さらにPLCより安い価格とする事が目的であれば大量に製作する準備が必要となります。開発期間も1年程度では対応できません。

マイコン基板化を検討する際はどのようなメリットを重視するか明確化にして頂く事が必要となります。【お問い合わせフォーム


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