事務局長のつぶやき
2020年を振り返って
投稿日:2020年12月28日(月)
2020年を振り返って
今年度の技術セミナーは、2021年2月4日の回を残すのみとなりますが、2020年と言う年を振り返るとコロナウィルス(Covit-19)の影響で何もかも従来と変わってしまった1年でした。公共機関を用いた移動や対面による面談、越境による移動はウィルス感染のリスクを背負いかねないとして歓迎されなくなった状況から、弊社もお客様との交流方法を見直さざる得なくなりました。
対面型からWEB公開型への移行
弊社も当初は従来通り対面型のセミナーを4月から準備しましたが、コロナウィルスが鎮静化する目途が立たない事から中止と致しました。休講も検討しましたが、非対面で開講が可能なWEB上に移しての再開を決定し開講内容を再検討の上、6月から再スタートを切る事となりました。WEB化に伴いホームぺージで受講者の募集を行ったところ申込も北陸~四国にまで拡大し、従来までは浜松市に来る事が可能な方のみだった受講者も広範囲に迎え入れる事が出来ました。
WEBであってもライブ開講は継承
一切失敗なく円滑に効率的に行うのであれば動画配信のスタイルの方が良いですが、質疑応答のレスポンスを優先してWEBセミナーでもWEBセミナーの場合、一切失敗なく円滑かつ効率的に行うのであれば前もって録画した動画を配信するスタイルの方がメリットが有ります。しかし、今までの対面型セミナーの延長とすれば質疑に対する即応性は保べきと考えてライブ(生)配信とさせて頂きました。
来年度もWEB上でのセミナーを予定しています
ワクチンが開発され接種がスタートしたもののコロナウィルスの完全な鎮静化はまだまだ先です。弊社も受講者の安全を第一として鎮静化するまでは対面型セミナーに戻さずWEB上での開講を継続します。年度途中で本セミナーの存在を知り、お申し込みに至らなかった方につきましては、お問い合わせフォームの方に案内希望の旨をご入力を頂ければ来年度のセミナー開講が決まった際にお知らせのメールをお送り致します。(お問い合わせフォーム)
2020年は、大変お世話になりました。受講者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。あと数日でございますが、体調に気を付けて良い年末を迎えましょう。今年度の技術セミナーは、あと2021年2月4日の回を残すのみとなります。引き続きよろしくお願いします。
DTSインサイト製EVRICAのお取り扱いを始めました。
投稿日:2020年12月28日(月)
DTSインサイト製EVRICAのお取り扱いを始めました
弊社フラッシュサポートグループでは、フラッシュメモリ及びマイコンのプログラム書込装置メーカーとして対応しておりますが、この度DTSインサイト様と提携してEVRICAというARMマイコンに特化した高速データモニタリングツールを取り扱う事になりました。メリットとしては、下記になります。
DTSインサイト社製「EVRICA」の特徴
・ユーザープログラムへの改変なし
・JTAG/SMDからサンプルンぐ可能
・最速6.5μs/点の高速データ取得を実現
・128点の多チャンネル測定可能
・測定データをhddに長時間記録
詳細は下記URLをご確認いただければ幸いです。
http://www.j-fsg.co.jp/news/20201020-001/
何卒よろしくお願い致します。
ビジネス用無線アクセスポイントは違います
投稿日:2020年12月14日(月)
ビジネス用無線アクセスポイントは違います
コロナ禍で対面による面談が激減する一方で、代わりとしてWEBミーティングツールを用いたWEB面談を行う機会が増えています。
ミーティングツールも従来はSkypeが1強でしたが、今ではZoomやWebexなど多画面でのミーティングに適したものを中心に普及しています。そんな中、複数のパソコンを無線LANに接続してWEBミーティングを行うと同じ無線LANに接続している他のパソコン全ての通信が不安定になってしまう不具合が生じています。有線LANに接続し直すと解決してしまう場合は、無線LANの帯域不足を疑って間違いありません。帯域とは無線を使うための電波の幅です。この幅が確保されていないと大量のデータを高速に移動させた際に滞りが発生します。今のようにWEBミーティングツールが普及していなかった頃は、帯域を広く使うような通信が行われておりませんでしたため、単に帯域不足に見舞われる事が無かっただけなのです。
通信が不安定になってしまう原因は帯域不足
帯域不足になってしまう最大の原因はコンシューマ(個人宅)向けブランドの無線ルータの利用や5年以上前の旧式無線APの利用です。事務用品のカタログでコンシューマ向けブランドの無線アクセスポイントが容易に購入可能である事から総務のIT管理者でない方が選定して自ら設置して使われている例も有るようです。一般的にコンシューマ向けブランドの無線アクセスポイント(無線ルータを兼ねているものが多い)は、最大で5端末程度の接続しか想定されておりません。WEBミーティングツールを利用しない帯域の狭い通信だと5端末を超えた通信でも難は無かったのですが、帯域を広く取る通信になると5台でもきつくなります。帯域不足の解消は、ビジネス(業務)用の無線アクセスポイントへの変更です。ビジネス用は、接続できる端末数で機種が選べるようになっているのが特徴です。
ビジネス用無線アクセスポイントの導入で帯域不足は解決します
お薦めビジネス用無線アクセスポイントは、フルノシステムズ製です。フルノシステムズのビジネス用は、「無線の通信量増大」「多台数&安定接続」に関わる課題の解決を追求しており、ハイエンドモデルは3波を同時に使用可能な3RF方式を採用して最大で384台の接続を可能にしています。製品保証も5年と長期なので安心です。
弊社はは、フルノシステムズの取り扱いがございます。無線LANが不安定になる不具合を抱えておりましたら、ぜひご相談下さい。適切な無線アクセスポイントの設置場所のアドバイスも行います。(お問い合わせ窓口)
「熱対策セミナー」は大好評でした
投稿日:2020年12月08日(火)
「熱対策セミナー」は大好評でした
先に紹介しました通り 11月19日のWEB技術セミナーは、KOA(株)殿に講師をお願いしましてプリント基板から発せられる熱の対処策をテーマとする「熱対策セミナー」を開講させて頂きました。
プリント基板の熱源は?
発熱と聞くとCPUなど能動的なデバイスが原因とするものを想像しがちですが、プリント基板上に無数に搭載される抵抗器は、元々電流を熱に変換する特性を持つ上、年々小型&表面実装化が進んで過密化している事から発熱を考慮した基板設計が求められるます。ここではWEB技術セミナーの内容についての説明は割愛しますが、抵抗器の定格の選定・基板上への配置方法・部品間の距離の各適正値については、それぞれ数式で算出する事が可能ですので、電子回路の設計に携わる方はぜひ習得されます事を推奨します。
抵抗器の熱対策ノウハウ
セミナーに参加された方から頂きましたアンケートの方も「今まで知らなかった事だったので大変参考になった」「思っていた事とまったく異なっていた」「対策方法を根本的に見直さないといけない事が判った」などの感嘆な感想を多数頂戴し、改めて今回は大変好評だった事を知る事となりました。このコラムを見て抵抗器の熱対策に関心を持ちました方は、ぜひWEB検索で「KOA 熱対策」の2ワードで検索を行ってみて下さい。沢山の文献がご覧になれる事をお約束します。
KOA(株)は、抵抗器・温度センサ・ヒューズ・インダクタなど電子回路の構成に欠かせない製品を多数扱っております。東亜エレクトロニクスは、KOAの代理店ですので「決まった調達窓口が無い」お客様は、弊社まで遠慮ご相談下さい。県外でも対応致します。
(お問い合わせ窓口)
旭化成エレクトロニクス社製の磁気センサーの代替品は東芝製です
投稿日:2020年11月17日(火)
旭化成エレクトロニクス社製の磁気センサーの代替品は東芝製です
アナログ系IC/LSIが多方面で逼迫
旭化成マイクロシステム社の火災によるTCXOの逼迫について記事を投稿致しましたが、それだけに留まらずアナログ系のIC/LSIを中心に多方面に影響が発生しています。旭化成マイクロシステム社を前工程としていた旭化成エレクトロニクス社の製品は特に逼迫しており、火災の発生前から市場に流通していた同社製品は一斉にプレミアムが付いて既に元価格とは掛け離れたプライスが一人歩きをしている状況であります。
東芝製磁気センサーへの代替のご提案
背に腹は代えられぬと、従来の●倍の金額を投じてデートコードの古いメーカー保証も受けられないリスキーな代物を調達するのは苦渋の決断だと思います。磁気センサーの逼迫度合いも同様の状況ではありますが、プリント基板と回路に若干の修正を行う事により東芝製の磁気センサーが代替可能な事を御存じでしょうか? 不安を一気に吹き飛ばせるような情報となりますが、旭化成エレクトロニクス社製磁気センサーの代役を東芝製「TCS40/30シリーズ」が務める事が可能なのです。
クロスリファレンス検索はこちらの公式サイトで可能です。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor.html
旭化成エレクトロニクス製磁気センサーでお困りのお客様へ
特にTCS30SPUおよびTCS30DPUの2種類で旭化成エレクトロニクス社製のあらゆる磁気センサーの置き換えが可能です。
お客様がお困りであれば、サンプルの確保から回路変更のアドバイスまで最大限のサポートさせて頂きます。
弊社までお問い合わせ下さい。(お問い合わせ窓口)